自社株を持ち続けることに、違和感を覚え始めた
会社に入ってから、”当たり前のように“福利厚生の一環として自社株を積み立てていました。
「自分の会社を応援できる」「うまくいけばリターンもある」「数%の優遇がある」
そんな前向きな理由で、特に深く考えずに続けていたと思います。
ただ、入院をきっかけにお金や将来について考え直すようになってから、
自社株についても少しずつ違和感を覚えるようになりました。
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一番大きかったのは、売却の自由度が低いことです。
当時の制度では、決まった株数単位でしか引き出せず、
金額にすると「数十万円単位」になっていました。
「今月は少しだけ現金を増やしたい」
「必要な分だけ使いたい」
そう思ったときに柔軟に動かせないのは、生活資金として考えると少し不自由に感じました。
「収入」と「資産」が同じ会社に集中していることへの不安
もう一つ気になったのは、
収入も資産も同じ会社に依存している状態だったことです。
会社の業績が悪くなれば、
給料やボーナスに影響が出るかもしれない。
そのうえで株価も下がるとなると、
生活への影響が一気に大きくなってしまいます。
当時は独身でしたが、
将来の結婚や住居、ライフイベントを考え始める中で、
「もう少し分散した形でお金を持っておきたい」と思うようになりました。
自社株をやめてみて、正直どうだったか
自社株をやめたあと、ふと「続けていたらどうなっていたんだろう」と
株価を見たこともあります。
結果だけを見ると、
そのまま持っていれば含み益にはなっていたと思います。
ただ、感覚的には
積立NISAで続けているインデックス投資のほうが、
パフォーマンスは良かったように感じています。
とはいえ、これはあくまで結果論ですし、
「自社株をやめたのが正解だった」と言い切るつもりはありません。
それでも、
・必要なときに動かせる
・会社に依存しすぎていない
・自分が納得して選んだ資産構成
この状態にできたことで、
お金に対するストレスは確実に減りました。
今では引き出しきれなかった端数の数万円がわずかに証券口座に残っており
株価の変動や配当でほんの少しだけ増えています。
結果よりも「納得して選んだかどうか」を大切にした
自社株をやめた判断は、
儲けを最大化するためというよりも、
自分の生活と価値観に合っているかを基準にしたものです。
今振り返っても、
「なぜその選択をしたのか」を自分で説明できる判断だったと思います。
投資は人によって正解が違います。
自社株を続けることが合う人も、もちろんいるはずです。
ただ少なくとも当時の自分にとっては、
柔軟性と分散を重視したほうが、
長く安心してお金と向き合えると感じました。
自社株をやめたあと、
お金との向き合い方で意識するようになったのが
「定期的に見直す」という習慣でした。
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