結論:正解は「手取りの◯%」ではない
共働き世帯の生活費について、
「手取りの◯%が目安」といった情報を
見かけることは多いと思います。
ただ、実際には
世帯の収入や支出、価値観によって状況は大きく異なります。
そのため、
共働き世帯の生活費に
万人共通の正解はありません。
大切なのは、
生活防衛資金や将来の貯蓄を無理なく確保できる、
自分たちに合った生活費を見つけることです。
なぜ生活費を決める必要があるのか
生活費を意識せずに過ごしていると、
「なんとなく余った分を貯める」
という家計になりがちです。
この状態では、
収入が増えても支出も増えやすく、
なかなかお金が残りません。
一方で、
あらかじめ生活費の水準を決めておくと、
・毎月いくら貯められるか
・生活防衛資金はいくら必要か
といったことが明確になります。
家計の土台を整える意味でも、
生活費の考え方を整理することは重要です。
生活費の水準が決まると、
次に考えるべきなのが
「収入が減ったとき、どれくらい耐えられるか」です。
共働き世帯の生活防衛資金については、
こちらの記事で詳しく整理しています。
共働き世帯の生活費 3つの考え方
共働き世帯の生活費は、
大きく分けると次の3パターンに分かれます。
パターン①:片方の収入で生活する
生活費を、
どちらか一方の収入だけでまかなう考え方です。
もう一方の収入は、
貯蓄や投資に回しやすく、
家計の安定感は高くなります。
余裕はありますが、
生活水準を上げすぎないことがポイントです。
パターン②:2人分の収入で生活する
2人分の収入を前提に、
生活費を組み立てるケースです。
無理のない範囲であれば問題ありませんが、
支出が増えすぎると、
収入減のリスクに弱くなります。
生活防衛資金とセットで
考えることが大切です。
パターン③:収入・支出を分けて管理する
それぞれが自分の支出を管理し、
共通の支出だけを折半する考え方です。
自由度は高い一方で、
世帯全体のお金の流れが
見えにくくなりやすい点には注意が必要です。
最低限の生活費だけは、
世帯として共有しておくと安心です。
固定費から決めるのが近道
生活費を決める際は、
変動しやすい支出よりも、
まずは固定費から整理するのがおすすめです。
・住居費
・通信費
・保険料
・サブスク
これらは一度決めると、
毎月ほぼ同じ金額がかかります。
固定費を把握できれば、
生活費のベースが見え、
家計全体をコントロールしやすくなります。
見直すべきポイント
生活費は、
一度決めたら終わりではありません。
収入や家族構成、
働き方が変われば、
適正な金額も変わります。
定期的に見直しながら、
無理なく続けられる水準を
探していくことが大切です。
生活費と生活防衛資金が整って初めて、
安心して「増やすためのお金」を考えられるようになります。
共働き世帯の貯蓄・投資の順番については、
こちらの記事で整理しています。


コメント